ちょくろくキャメラ

ライカの良さって何?を探す旅をはじめました

2022年12月28日ライカを買う ~後編~

価格コムで調査した結果(2022年12月26日の情報)

カメラ量販店で買うと5%くらい安いけど、せっかくなら正規店で買いたい。

・M11の市場在庫はシルバーのみ。ブラックが人気みたい。

・50㎜ならズミクロンもズミルックスもありそう

・もうすぐ値上げされる。今でしょ!

 

本当はブラックが欲しい気持ちがありましたが、ブログやYouTubeを見てもブラックが多いので、シルバーはレアなんだ!と言い聞かせシルバーボディ、シルバーレンズで買おうと決め

 

2022年12月27日そんなわけでライカショップにやってきたのだ。

FUFIFILM X-T5   XF16-55mm F2.8 R LM WR
ISO125  21mm  f4.0  1/75s

M11と50㎜のレンズを購入しようと思っていますと伝えると、とっても丁寧に相談にのってくれました。店員のお兄さんも50㎜が好きらしく、

 

「散歩のときの風景スナップなので、あまり明るくなくていいかなって思っているんですけど、ボケも楽しみたいって気持ちももちろんあるので悩んでいます。」

お兄さん

「とってもいいタイミングで来られましたね。実は昨日キャンセルが入って、今こんなものが当店にはあります」

 

お兄さんが店の裏へ行き、なにやら2つの箱を持ってきた。

FUFIFILM X-T5   XF16-55mm F2.8 R LM WR
ISO125  16mm  f2.8  1/45s

こっ、これは・・・

あぽずみくろんっ!?

 

お兄さん

「ぜひ撮ってみてください」

 

カメラを渡されパシャり

Leica M11 Apo-Summicron 1:2/50 ASPH.
ISO250  50mm  f3.4  1/200s

「う、美しい・・・」

 

お兄さん

「正直、M11に関しては今後どんどん高性能なカメラが発売されていきます。デジタル品のため、どこかのタイミングで修理の受付も出来なくなります。一生使えるカメラではございません。」

「しかし、このレンズに関しては一生使えます。他のレンズに目移りすることもなくなるでしょう。さらに高解像度のカメラが出てきても、このレンズで今後不満が出ることはありえません」

 

ほわわ~~~ん

 

「か、買いますぅ」

 

あぽずみくろんの圧倒的な描写の前に私はすでに冷静な判断は不可能になっていた。

 

そこで事件は起こる。

 

よく見るとカメラがブラックボディにシルバーレンズの組み合わせなのだ!?

 

「この組み合わせって、大丈夫ですか?なんかすごい派手でチャラく見えますけど」

 

お兄さん

「実は私はこの組み合わせで使っています。他の様々なお客様もこの組み合わせはあまり人気はないんですけど、なんでですかね?私はかっこいいと思います」

その後も黒×銀について熱く語っているとき、奥の方から

「もっと言え、もっと言え」とダンディな声が。

 

店長?っぽいダンディなおじさま

「実は、私も黒×銀で使っています。」

 

こ、こいつら畳みかけに来てるっ!?

 

ダンディなおじさま

「やはり撮影で使用されるプロの方はカメラが目立たないよう黒×黒を好まれる傾向にあります。我々は趣味でカメラを使います。目立ってもいいじゃないですか!私はこの組み合わせが一番かっこいい組み合わせだとずーーっと思っています」

 

予想年齢50後半くらいの人でも、かっこいいと思っているなら私が年取っても使ってて大丈夫なのかな・・・?

 

 

 

 

買っちゃいました

FUFIFILM X-T5   XF16-55mm F2.8 R LM WR
ISO800  50mm  f2.8  1/60s

12月27日に来店して、家に帰って悩みに悩んで

12月28日購入しました。

 

値引きもしてくれたり、おまけをつけてもらったり、保護シールも無料で貼り付けまでしてくれて、至れり尽くせりでした。

 

店員さんの対応も含めて、やっぱり高級店ってすごいなって思いました。

(私たぶん3時間くらいいたんじゃないかな・・・。でもずっと付き合ってくれました)

 

イカショップで購入して満足です。

 

長い長い2日間が終わり、家でニヤニヤしながらカメラを見てます。

 

今後は、ライカとフジの絵の違いをメインに

イカの歴史とか、50㎜撮影の試行錯誤などを記事にできればと思います。

 

では良いお年を!