FUJIFILMの魅力、Leicaの魅力 ~晴天編~
前回は日陰の比較だったので、
今回は青天です。両方とも撮って出しでF2.8 。
※FUJIFILMの解像が高いレンズをXF16-55㎜しか持っていないのでズームレンズと単焦点の比較になります。すみません。そりゃあ単焦点の方がいいに決まってますよね。
やっぱりこういう写真は前回と違い、レンズの差がはっきり出てしまいます。Leica単焦点のすっきりした立体感に対して、FUJIFILMのズームレンズは平面的でのっぺりした印象を受けます。これは解像度の違いですね。
拡大時の差はこのくらいあります。
じゃあ、こういう写真はLeicaが良くて、FUJIFILMはダメなの?
いいえ、違います。FUJIFILMには武器があります。
CRASSIC CHROMEでノスタルジックな表現に。FUJIFILMはこんなことをフィルムシミュレーションの切り替えだけで出来ます。この表現は高解像度のLeicaだと嘘くささが出てしまうため、テクスチャを下げる、オールドレンズを使う必要があります。
Velviaで色鮮やかにしちゃえば、こんなにリッチな絵に。フィルムシミュレーションを切り替えるだけでいろんな表情を見せてくれます。
前回FUJIFILMをちょっと贔屓した感じになっちゃったので、今回はLeicaのすごさを伝えるつもりでしたが、FUJIFILMは引き出し多いぞ!って伝えたくなっちゃいました。
現像すればなんでもできるじゃんは言いっこなしで・・・。結局デジタル時代はそうなんですよね。
ただLeicaは、他社の半分以下のサイズでこんなに解像するのは本当にすごいと思いました。技術の進歩はすさまじいので10年後とかiphoneでもこのくらいの解像になってるのかな。
次は手持ち夜景を比べてみたいと思います。