ちょくろくキャメラ

ライカの良さって何?を探す旅をはじめました

FUJIFILMの魅力、Leicaの魅力 ~手持ち夜景編~

今回は手持ち夜景を比較してみます。これはFUJIFILMの圧勝だと思います。

Leica M11 + APO-SUMMICRON-M 1:2/50mm ASPH. 

FUJIFILM X-T5 + XF35mm F1.4 R CLASSIC CHROME

夜景はISOとシャッタースピードをどこまで下げられるかの、ある種チキンレースを強いられます。手振れ補正のないLeicaには勝ち目がありません。しかし、これはわかっていたことです。なんども撮って「どれか成功してちょ」と撮影を繰り返しましたが本当の敵はレンジファインダーでした。上のような夜景では光の玉をつかってピントを合わせるしかなく、自分のやりたいところにピントを合わせることが容易にできません(自分の技術の問題)。使ってみないとわからないものですね。

一方、FUJIFILMは一発です。ファインダーを覗きながら、露出、ISO、シャッタースピードを絵を見ながら決められるし、ピントは木にばっちりあっています。

FUJIFILM X-T5 + XF35mm F1.4 R Velvia

いまの私の技術では、このような写真をLeicaでは撮影できませんでした。

 

目標ができました。手持ち撮影で手振れ補正にも負けない絵をとれるようになる!

 

必要なスキル

シャッタースピードを下げられるように安定したカメラホールド

・ピント合わせの距離感 ←これが一番大事

・露出を決める感覚

 

素人がどんな状況でも、ある程度写真を撮ることができる国産カメラの技術力はすごいです。逆にLeicaの綺麗な夜景の作品を見ると、すごいな!って感じるようになりました。

 

だた、やっぱりLeicaはレンズがすごいので

Leica M11 + APO-SUMMICRON-M 1:2/50mm ASPH.

Leica M11 + APO-SUMMICRON-M 1:2/50mm ASPH.

こういう写真は今の私でも撮れました。ピントの目標が明確だとまだ戦えますね。

 

レンジファインダーの魅力は、撮影するまでどんな絵になってるかわからないところです。取り終わった後「す、すごい」となるのか「えー、なにこれ」ってなるのかは写真を見るまでわかりません。これが撮影に喜怒哀楽を生み、はまってしまう理由なのでしょう。EVFはどんな絵になるかあらかじめわかってからシャッターを切るため、出来上がった写真は「うんうん」となるだけだと思います。

どちらがいいという話ではありません。すべて自分の手の中で絵を決めて写真を撮るのもいいですが、Leicaのように絞りとシャッタースピードを決めたら、あとはまかせた!ってカメラに委ねるのもまた一興だと思います。

 

買って一週間目のLeicaレビューでした。どうでしたか。初めてLeicaを使った人はこう感じるんだと伝わっていたら幸いです。

次は一年使って、今はどう感じてるかレビューできたらと思います。

 

Leica、おもしろいですよ。

 

choku6.hatenablog.com

 

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