ちょくろくキャメラ

ライカの良さって何?を探す旅をはじめました

X100F ~私をカメラ沼に突き落とした悪魔~

X100F

 

こいつに出会わなければ、私の手元にいくらのお金があまっていただろうか・・・

 

2017年このCMを見て私は変わった。iphoneで十分だった私が変わった。


www.youtube.com

 

最初の動機は不純だった。ただただオシャレに見えたのだ。

「もう大きなカメラは卒業して、今はこれ一本さ」

そんな自分を演じたくて買ったカメラ。幸いにも本当に小さくて軽いため、会社に行くときも必ずバッグにいれていた。最初は持ち歩いていただけのような気がする。家族以外撮影することに興味がなかった私だが、毎日持ち歩いていると何となくスナップを始める自分がいた。

 

いつもの通り、会社帰りの雨の日。なんとなく撮っていたら

X100F

X100F

X100F

え!?

こんなに綺麗に撮れるの?

 

当時はまだISOなど知らないとき。綺麗な発色とザラザラな絵が、逆に私を魅了した。

 

ここから写真について調べるようになる。絞り、シャッタスピード、露出、ISO。

 

私はカバンに入る小さな三脚を買った。

X100F

X100F

X100F

もう虜になった。

 

とにかく人の構図、撮り方を真似して撮影した。会社帰りしか出来なかったので夜景しか撮れなかったが、逆にそれがよかった。夜は適当に撮っても綺麗な絵が撮れないのだ。このおかげで絞りやISO、シャッタスピードを変えることで写真がどのように変化するかトライアンドエラーで体得できたのだ。昼間の写真スタートだったらすぐに飽きていただろう。

 

スナップ、夜景のすばらしさはX100Fに教えてもらった。

 

何千枚と撮影したある日、私は思う。

 

今の画角は広すぎる。もっと別の画角で撮りたい。

 

おしゃれ道具として買ったはずだった。結局レンズ交換式カメラへと私は移行していく。音響とカメラの趣味だけはやってはいけない。お金がいくらあっても足りないってじいちゃん言ってたっけ・・・。

 

望遠を手に入れた私はさらに覚醒していく。

 

次回、XF55-200㎜ ~圧縮効果の悪魔~

おたのしみに。