APO-SUMMICRON-M 1:2/50mm ASPH.
アポズミクロン50㎜も購入して一か月経ちました。
本当によく写ると思います。値段が高すぎるのでおすすめはできませんが、少し無理しても購入する価値はあると思います。買おうと思っている人の最後の後押しをするために、買ってよかったと思うことを書いていきます。
①解像が本当にすごい
あまりうまく撮れなかったので、消そうかなって思っていた写真です。今まで使っていたカメラだと、ほぼノータイムで消していました。
青四角の部分を拡大してみます。
こんな小さな龍の絵までもしっかり破綻なく解像しています。しかも光があまり当たっていない場所です。まあ、解像しても好きじゃない写真は好きじゃないし、A3で印刷してもここはつぶれるでしょう。でもモニターで拡大して見たとき、無駄に解像していた時の喜びはみなさんわかってもらえると思います。いい写真じゃなくても喜びが得られるってすごいです。完全自己満足の世界ですが、うまく写真が撮れなかった日も拡大して「おぉ~」ってなれるのは、モチベーションが下がらないとてもいい効果だと思います。
②小さくてかっこいい
他社の大きなレンズでこれより解像するものもあるでしょう。でも「私のはこんなに小さくてかっこいいし」って言い聞かせることができるので、他のレンズ欲が抑えることができる。(気にはなります。それは一生なくならないと思います。でも今までより我慢できると思います)
③もっている人が少ないのでレア感がある
ちょっと特別感あります。おもちゃ感もあるので、高級なおもちゃを買った感じがそうさせるのでしょう。実用的じゃないものを買ったときの幸福感だと思います。
④ボケがゆるやかで独特な雰囲気がある
これも好みがあると思いますが、「あまり大きくボケず、ゆるやかにボケていく」感じが好きな人はたまらないと思います。光の明暗、周辺減光、ボケ、いい感じなバランスだと思います。
⑤また明日も撮りたいと思う
持ち出すのが苦にならないサイズなので、カメラ持っていこうかどうしよっかなって考えなくなります。スマホをポケットにいれる感覚でカバンにカメラを入れます。徐々に相棒感が増えていきます。
⑥死ぬまでMマウントレンズはなくならないと思う
たぶんまた技術革新があり、10数年後には全てマウントが変わってる気がします。でもMマウントだけはライカが作り続けるでしょう。もちろんどうなるかわかりませんが、いままでの歴史を見るとそう思ってしまいます。
少し思い返しただけでも結構出てきます。なかなか上の全部を感じられるレンズって少ないと思います。このレンズより特化しているレンズはもちろんありますが、すべて高レベルでまとまっているレンズがこのアポズミクロンだと思います。
すでに相棒レンズができている人は買わないと思いますが、まだ見つかっていない方は検討にいれてもいいと思います。良い相棒になってくれますよ。