ちょくろくキャメラ

ライカの良さって何?を探す旅をはじめました

北アルプスの女王

多くの方に長野シリーズを見ていただいており、とても驚いています。

さては、みなさん・・・

長野が好きですね?

私もです。

長野の魅力の一つはやはり山になります。霧ヶ峰八ヶ岳など登山をしない人でも聞いたことがあるくらい名峰が数えきれないほどあります。

長野シリーズを続けてきましたが、本当の目的は今回の記事!

 

北アルプスの女王 燕岳」

 

つばめだけって読みました?

つばくろだけ と読みます。

初めて聞いた人はスワローズみたいだなってツッコミますが、たぶんもう伝統芸能の域に入っているので遠慮なく言ってください。往復4時間程度の登山を数回行った初心者が、山好きの友人に連れていかれる山ランキング1位がこの山です。知らんけど。

理由は2点

・距離は長いが比較的簡単。

・頂上の景色がすごい。

今回はアルプスの冬景色が見たかったので日帰り冬登山をします。

iPhone 14 Pro Max

登頂開始は夜中1時。頂上には8時着予定です。

頭にヘッドライトをつけて、登頂開始。山の中の夜は黒より黒いです。

iPhone 14 Pro Max

約半分来ました。ここまで写真ありません。

なぜって?

真っ暗で何も見えないからです。まだ真っ暗。まだ5時前ですもん。

正直景色も楽しめないし、つらいだけで何で来たんだろって思ってます。

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

日の出が始まりました。一同に安堵。光ってこんなにありがたいんですね。

でも写真から見てわかる通り、森に囲まれてるのでまだ景色を楽しむは先。

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

だいぶ登ってきました。運が良ければ雲海が見れるでしょうが、今回は残念。

景色でハイテンションになり、ここで疲れがなくなります。

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

完全に朝になりました。正直この辺から景色にばっかり気を取られ、登山スピード大幅ダウン。ちょっと登っては「ありがたYA~」ってなりますよ、ほんとに。

なぜ冬の登山にしたか!?

 

 

これが見たかったから!

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

写真でもわかる神々しさ。実際の目で見ると5兆倍すごいです。5兆億画素の映像はさすがにFUJIFILMでも勝てない!みんな見てほしい。

 

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

頂上の山荘が見えてきました。暖かいご飯と360度の山々にお出迎えされます。

 

ぜひ、頂上はご自身の目で確認してください。

 

ネットで探して見ちゃだめですよ。初見で見たときの興奮は本当にもう忘れることはありません。皆様にも味わってほしいです。

 

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

頂上にはイルカみたいな岩があります。ちらっと後ろの景色見えちゃってますね。

これが360度ですよ。

見たくないですか?

見たいですよね。

行きましょう!

 

下山もすごいんですよ。興奮が止まりません。

FUJIFILM X-T3 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

今回の写真はこの女王の一部にすぎません。ぜひ体験してみてください。

 

注意!

少人数で登る場合は、1泊2日にしてください。山荘に宿泊もできます。

夜中スタートは自分達以外いないと思った方がいいです。私達のときは他の人がいませんでした。今回の時期は冬眠が近い熊がいます。登山中、「出来立ての糞」「新しい足跡」など何度か遭遇しています。引き返そうか少し迷いました。みんなで大声で話し、鈴をガンガン鳴らして登ったので大丈夫でしたが、少人数だとどうなるかわかりません。1泊2日であれば人気の山なので、同じく登山する人達がいます。理想は登山に詳しい人に、ルートや下準備はしてもらい、初登山者達は何も調べずついていくと頂上の感動を初見で見ることができます。そんな優しい登山家と行ってみてください。